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はじめての建築電気設備技術

このブログは、絶滅危惧出となりつつある建築電気設備技術者、設計者等のために、これまで蓄えてきた知識の一部を少しずつ日記として記載していきたいと思います。少しでも建築電気設備に携わる方々に、役立てていただき建築業全体に貢献できればと考えております。

電灯設備の図面3(配管配線サイズ)

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電灯設備の図面3(配管配線サイズ)

配管配線のサイズについてです。配線は、通常IV線をしようします。どのように選定するのでしょうか。一般的に1.6また、2.0mmの単線の導体を使用します。どちらかを選ぶかは、分電盤から、器具までの配線の長さによりきまります。細かくは、分電盤の設計のところで説明します。一般的には、住宅では1.6mm、ビルなどの大型施設ですと2.0mmを使用します。
 配線サイズについては、内線規程に電線の絶縁物を含む断面積の総和が配管の内径の32%以下になるように選定します。配管の屈折が少なく容易に引き入れや引き換えができる場合は、48%以下として選定します。この32%、48%というのは、どのように決まっているかというと、これまでの施工経験から算定されていいます。設計としては、32%で設計する場合が多いです。というのも90度、2直角を超えるような配管配線になるとボックス等で一度受けるように設計しますので、容易に引き入れができるかどうかわからないという判断になるので、32%が採用されることが多いです。

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プロフィール

HN:
masataka
性別:
男性
職業:
建築電気設備技術者
趣味:
音楽鑑賞、ゴルフ、食べ歩きを含むお酒飲み
自己紹介:
電気設備工事関連に携わり、20数年たちました。
主な取得資格です。
・技術士(電気電子部門)
・電験三種
・電気設備一級施工管理士
・消防設備士        等

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