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はじめての建築電気設備技術

このブログは、絶滅危惧出となりつつある建築電気設備技術者、設計者等のために、これまで蓄えてきた知識の一部を少しずつ日記として記載していきたいと思います。少しでも建築電気設備に携わる方々に、役立てていただき建築業全体に貢献できればと考えております。

電灯設備の図面5(丸B回路2)

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電灯設備の図面5(丸B回路2)



前回の続きです。

3.配線が、実線ではなく、一点差線である事についてですが、
一点差線は、「天井ふところない配線」となっています。これは、二重天井内にケーブルを転がしているケーブル工事を示します。以前、金属管にVVFケーブルで保護した場合は、金属管工事ではなく、ケーブル工事であることを説明しました。今回は、立ち上げケーブル部分には、保護配管が入っていますが、天井内はケーブルをころがした形で配線されているという意味になります。ころがすといっても、ぶらぶら状態ではなく、天井釣りボルトなどに支持した施工がされます。
 このときの、立ち上げ配管の種類は、ケーブル工事になりますので、配管の種類は特に問われません。なので、合成樹脂管でも金属管でも規格外の配管でも問題ありません。一般的には、合成樹脂管を使用することが多いかと思います。

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プロフィール

HN:
masataka
性別:
男性
職業:
建築電気設備技術者
趣味:
音楽鑑賞、ゴルフ、食べ歩きを含むお酒飲み
自己紹介:
電気設備工事関連に携わり、20数年たちました。
主な取得資格です。
・技術士(電気電子部門)
・電験三種
・電気設備一級施工管理士
・消防設備士        等

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