建築電気設備の勉強するにあたらい、受変電設備などの
供給側から考えず、電灯コンセントや照明設備から。というのは以前ふれましたが
それ以外に、覚えてほしい考えとして、
①電気設備は、必ず線(電線等)でつながっている。
図面は、何枚にも分かれていて、ぱっと見は、つながっているように見えません。でも、実際の施工で、線がつながっていない事はないです。図面を見るときも、施工をイメージし、線(電線)がつながっている事を意識することで、図面の記号や意味がわかりやすくなると思います。
②電気設備技術基準とその解釈と一緒に内線規程も確認する。
電気設備技術基準とその解釈は、物や人への安全に関する全体像を法規等にしてたものです。その具体的な方法をその解釈としています。しかし、その具体的な方法といってもよくわかりません。その解釈をもう少し施工的に具体化したのが内線規程です。ですので、内線規程も一緒に確認すると良いかと思います。
③消防法や建築基準法は、あとで考える。
建築物の一部である建築電気設備は、当然、消防法や建築基準法に準拠しなければなりません。しかし、法文を理解しようと読み始めるても、なかなか前にすすみません。建築電気設備の全体像をとらえてからでも遅くありませんので、消防法と建築基準法の理解は、後回しの方が良いかと思います。