照明設備を理解する上で、必要な用語としては、
1.照度:明るさのことで[lx]という単位を使用します。その部屋がどの位の明るさであるかを表 します。数値が高いほど、その部屋は、明るいということになります。
2.光束:漢字の通り、光の束の数です。光の量のことで、照明器具の種類により異なります。単位は [lm]という単位を使用します。照明器具のカタログに記載されています。
3.発光効率:lm/w(ルーメン パー ワット)という単位で、照明器具の省エネ性を示す単位で す。最近は、LED照明でも100lm/wを超える器具が開発されてきました。
などがあります。それ以外にもたくさんありますが、徐々にですね。
次に照度の計算方法ですが、一般的は、平均照度の計算を行いますが、基本として、器具の真下が一番明るく照度が高く、遠く離れれば光束が減るので照度は落ちます。器具が複数台あれば、ある点には、複数台からの光の束があつまってきた明るさとなります。この複数台設置されたある平面の照度計算の方法が平均照度の計算となります。